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●なぜ電波探査なのか? |
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もし、地球以外の惑星に生命が発生し、高度な文明を築き上げるまで進化したとします。彼らも多分、自分たち以外に生命がいないか、考えるでしょう。そんな時、彼らは何をするでしょうか? 宇宙船を作って友達探しの旅に出る可能性もあります。 |
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●何を聞けば良いのか? |
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我々の周囲には、様々なノイズが満ちあふれています。その中には電子機器によるものもありますが、大気や水蒸気、地表などが発する熱雑音、恒星が発する銀河雑音など、自然環境に由来するものもあります。そして、その自然雑音のスペクトルを見てみると、1GHzから10GHz位の間に、比較的ノイズが少なく、静かな帯域があります。 |
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私たちの様な形の生命が発生し、進化を重ね、存在し続けるには水が必要不可欠です。もしも同じように水を不可欠とする生命が発生し、高度に進化すれば、彼らもこの「Water
Hall」の存在に気付くでしょう。そして、「もし宇宙に自分たちと同じように水に起源を持つ知性体がいたら… 彼らとコンタクトするには、ノイズも少なく、『水』というキーワードも伝えられるWater
Hallの帯域を使うのが一番合理的だ!」と考えるはずです。 |
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●データの収集 |
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SETI@homeのデータ収集には、プエルトリコにあるアレシボ電波望遠鏡が使われています。この電波望遠鏡はカルスト地形の窪みに固定された直径305mの反射板と、150m上空に吊り下げられた給電部からなっています。反射板は地面に固定されていて旋回できないため、給電部の方が弓形のレール上を動くようになっており、天頂から20度の範囲のものを「見る」ことが可能です。 |
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●データの分割 |
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SETI@homeでは1420MHz(1.42GHz)を中心に、2.5MHzの帯域を解析しています。しかしパソコン一台で2.5MHz幅のデータを解析するのは、どう考えても無理があります。そこで、これをSplitterというソフトで256の帯域に分割し、約10KHz帯域のデータにします。このデータ、107秒分をワークユニットと呼び、そのサイズは約0.25MByte(=250KByte)です。実際には、ワークユニットにデータ管理に必要な付加情報を付け加えるため、参加者が一回に受け取るデータは340KByteになります。なお分割する際、探すべき信号が二つに分かれてしまわないように、隣り合うワークユニットで少しずつデータが重複するようになっています。 |
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●データの送付 |
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ワークユニットは、すべて、バークレーにある巨大なデータベースに登録され、どれが誰に送られ、いつ解析結果送り返されたかを管理しています。ワークユニットがあなたのところに送られると、データベース内のそのワークユニットには、他の人が重複して計算を行わないように「作業中」という印が付けられます。 |
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●データの解析 |
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さて、あなたが珈琲を淹れるためにコンピューターの前を離れると、その隙にSETI@homeスクリーンセーバーは、送られたデータの解析を開始します。 |
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●データの解析 |
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残念ながら、これは確実に異星人からの信号だと判断できるものは、見つかっていません。しかし4月11日現在、484,778,222個のワークユニットが送り返されてきましたが、その中で、2,647,483,147個のスパイク、255,177,250個のガウシアン・カーブに合致する信号、268,567,210個のパルス、284,721,463個の3連続パルスが発見されています。 |
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